たぶログ

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ガルシャンマリルリ

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トリプルでも積み技リレー的な構築を使ってみたかった

ガルーラ  陽気AS    おんがえし/グロウパンチ/ふいうち/ねこだまし ガルーラナイト
シャンデラ 控えめHDS ねっぷう/シャドーボール/ほうしゃ/オバヒ   こだわりメガネ
マリルリ  意地HA    アクジェ/はたきおとす/はらだいこ/まもる   オボンのみ
■サンダー  耐久ふり   10まん/フリーフォール/おいかぜ/はねやすめ  ラムのみ
ズルズキン 意地HA風   けたぐり/はたきおとす/ねこだまし/ファスガ  カゴのみ
ギルガルド 控えめCS   シャドーボール/ラスターカノン/ワイガ/キンシ きあいのタスキ

〈概要〉2枚猫とシャンデラの高火力広範囲コンビでサクッとダメージを稼ぎ、これらの処理に来たサザンドラランドロスを起点として太鼓マリルリによる全抜きを狙います。また、ガルーラグロウパンチ型とすることで相手がマリルリ一匹に注力することを許しません。


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XY終盤から注目はしていたが、マリルリという相方の発見によりようやく構築に入るところまできた。炎無効フェアリー半減で4倍弱点がなく、ねこだましを無効にしながら珠ギルガルドと同等のシャドーボールや一致ねっぷうを振り回せるので弱いわけがなかった。
ちなみに、小さくなる型はめちゃくちゃ弱かった(マジで)。

ライコウマンダ

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シーズン8ダブルレートにて使用 R2008


ライコウボーマンダ
今回一番の目玉と言ってもいいのがライコウの型でしょう。ガルーラより早い「いかく」持ちのボーマンダと並べることで非常に高いガルーラ耐性を持ちます。特にガルーラが「ねこだまし」を使える初手の時点でガルーラに隙を見せにくい点が強く、これは「受けに回ることが難しいガルーラを防御主体のPTで相手する」うえで1つの大きな目標でもありました。
ただこの組み合わせだけではフェアリー+αの並びに対して不安を抱えており、フェアリー耐性のあるファイアローギルガルドを加えて基本選出としています。
以下、個別解説。


f:id:poketab:20150107014606p:plainボーマンダ
陽気ASぶっぱ ボーマンダナイト いかく→スカイスキン
おんがえし/かわらわり/はねやすめ/まもる
威嚇込みで陽気ガルーラのれいとうパンチを確定耐え
おんがえしでHBモロバレルを確定 ゴツメの2回入った無振りメガガルーラを確定
かわらわりでH振りキリキザン、無振りバンギラスを確定一発

〈解説〉100族のはるか上から高打点で盤面を睨む強力なメガシンカ。弱点は多いもののガルーラと違いサイクル戦もこなせる耐性がある点は素晴らしい。メインウェポンは「すてみタックル」とかなり迷いましたが、欲しいダメージラインがほぼ達成できていたので「おんがえし」を採用。ただ耐久に回したガルーラへの乱数を考えるとそちらも十分視野かなと思っています。
サブウェポンは飛行半減の鋼とバンギラスを意識して「かわらわり」。初手の特性順でスカーフを確認しつつメガシンカでSを逆転することができます。「はねやすめ」はライコウと合わせて詰めに行ったり、「ふいうち」圏外に逃げたりという目的で採用。キリキザンに無理やり投げることがしばしばあったためかなり役に立ちました。
配分は初ターンでガルーラを、メガシンカ後スカーフバンギラスを抜ける陽気AS。

f:id:poketab:20150227121403p:plainライコウ
169(28)-x-125(236)-136(4)-121(4)-181(236) ゴツゴツメット プレッシャー
10まんボルト/バークアウト/リフレクター/まもる
陽気メガガルーラすてみタックルだいたい耐え(≒一発目急所を耐える)
C-1ニンフィアのダブルダメージ眼鏡ハイパーボイスをほぼ2耐え
意地っ張りスカーフランドロスのダブルダメージ地震を最高乱数以外耐え
無振りファイアロー10まんボルトで確定一発
最速111族抜き

〈解説〉BS振りのゴツメライコウです。初手でガルーラから「ねこだまし」を貰った場合そのままボーマンダガルーラを縛っている状態になり、自由に動ければそれはそれで味方の耐久を底上げできるという非常に安定したサポートポケモン。「ひかりのかべ」でなく「バークアウト」なのは、「ちょうはつ」持ちのボルトロスやタスキゲンガーを意識しています。「まもる」はボーマンダと両守るから入ることでタスキゲンガーをひといきに処理したり、スカーフランドロスの技を固定したり、相手のS操作を凌いだりと用途が広く、「めざめるパワー氷」より優先度が高いです。
配分は素の状態で取れる選択肢が広いBSを選択。壁や威嚇に頼った戦術は急所に崩されやすいため最悪「すてみタックル」を急所に受けてもゴツメが2回入るのはありがたい。実際は理想個体でなかったので少し乱数を甘えていますが、たいていは「ねこだまし」が飛んできたのでなんとかなりました。ネコ科なのが良かったのかもしれません。

f:id:poketab:20150116142943p:plainギルガルド
155(156)-x-171(4)-102(180)-171(4)-101(164) のろいのおふだ バトルスイッチ
ブレード時:155-x-71-212-71-101
シャドーボール/どくどく/ワイドガード/キングシールド
〈解説〉順番的には3匹目に採用したポケモンですが、なかなか最適な型が見つからず、キンシ切りのタスキ、残飯身代わり、いのちのたま、そもそもキリキザンにする…などの試行錯誤を経てこの構成に辿り着きました。ライコウの性能を考えると周りにはサポートを受けて殴れる高火力が欲しい。しかし後述のファイアローを攻撃的な型にすることができなかったので、ギルガルドは火力の高い型にしたかったのですが、例えば普通のいのちのたま型にするとサンダーやスイクンといったポケモンニンフィアに一任することになってしまいます。これは無理がありすぎる、ということでここに「どくどく」を仕込むことにしました。
配分はいのちのたま個体の流用なのでもっと最適なものがあると思いますが、HCSがそこそこあればだいたい大丈夫でしょう。

f:id:poketab:20140319085312p:plainファイアロー
185(252)-101-95(28)-x-129(228)-146 するどいくちばし はやてのつばさ
ブレイブバード/おにび/はねやすめ/まもる
ギルガルドシャドーボールを最高乱数二連続以外耐え
146ハチマキブレイブバード確定耐え
リフレクター込みでキリキザンの珠はたきおとす+ニンフィアの眼鏡ムーンフォースを確定耐え

〈解説〉2枚目のフェアリー耐性であり、地面とトリルとキリキザンに弱くないポケモンとして採用。
慎重HDという配分が少し変わっているかもしれません。S操作のないこのPTで消耗しやすい型のファイアローを使うと「おいかぜ」や「トリックルーム」からの攻撃を凌ぎきれないことが予想できたため、火力重視のものではなく時間を潰しながら戦える耐久全振りの個体を使用することにしました。特殊耐久はだいたいメガリザードンYくらい。
やや消極的な採用理由ではありますが、ライコウのサポートが入ると数値不足を感じさせないタフな詰め筋として予想外に機能し、これが一番強い型なんじゃないかと思ってしまうほどの活躍ぶりでした。ライコウマンダのおかげでガルーラに無理して「おにび」を打ちに行くような動きになりにくいのがミソといったところでしょうか。

f:id:poketab:20140306184958p:plainニンフィア
201(244)-x-108(180)-147(28)-151(4)-87(52) こだわりメガネ フェアリースキン
ハイパーボイス/ムーンフォース/ねごと
陽気テラキオンの4段階上昇インファイト確定耐え
ギルガルドの珠ラスターカノンを乱数2つ切って耐え
H4振りのメガガルーラをダブルダメージハイパーボイスで確定2発

〈解説〉高火力の特殊ポケモン(雨PTや霊獣ボルトロス)と打ち合える大火力として採用。ライコウのサポートから動かしやすそうな時に選出していきます。ただこのポケモンは単タイプ、鈍足な数値受けであるためライコウ以上に急所やひるみの事故に弱く、ランドロステラキオン相手に選出する時はギルガルドの「ワイドガード」によるケアを重視しなくてはいけません。ライコウというサポート専門のポケモンを採用している以上こちらのダメージソースはニンフィアに委ねられていることが多く、この保険は普通のグッドスタッフ以上に大きな意味を持つはずです。
技構成はメインウェポンの「ハイパーボイス」、単体攻撃が必要な時のための「ムーンフォース」に加えてPT全体で低い催眠耐性を補うための「ねごと」としました。ヒードランが重すぎるようなら「めざめるパワー地面」を仕込むことも考えましたが、意外と戦えることがわかったのでこの3つとしています。

f:id:poketab:20150309165606p:plainゲッコウガ
173(204)-130(116)-102(116)-110-92(4)-166(68) *陽気6V個体 こだわりスカーフ へんげんじざい
けたぐり/れいとうビーム/いわなだれ/ダストシュート
いじっぱりファイアローの鉢巻ブレイブバードを確定耐え
けたぐり+ふくろだたきダメージで無振りテラキオンを確定
ダストシュートでH振りニンフィア、H振りルンパッパを確定
最速スカーフサザンドラ(>雨下準速ルンパッパ)抜き

〈解説〉対雨PT、叩き+リザードンのPTに出せてスカーフランドロスサザンドラに弱すぎないポケモンという要請から採用。ゲッコウガの型としては弱い部類だと思いますが、仮想敵を絞った補完としての採用なので使用感はまずまず。
技はテラキオンへの「けたぐり」、ランドロスへの「れいとうビーム」、リザードンへの「いわなだれ」、ルンパッパへの「ダストシュート」で4つ。「ダストシュート」は特性の「へんげんじざい」でフェアリーや草に対して耐性を得られる点が偉く、命中不安ながらも採用しました。
配分は「いかく」か「リフレクター」があればだいたい安定してランドロスへの後出しが可能な程度の耐久振り。無振りではA-1の「ばかぢから」すら確定一発の耐久なので、ASに振り切るならバンギラスを使ったほうがずっといいでしょう。ACSにそこそこ余裕があった(というか振ってもあまり変わらない)のでちょっと多めにHBを上げました。ただ叩き抜きでテラキオンへの乱数が怪しいので確定になるまでAを上げた方がいいと思います。


〈選出〉先発:ボーマンダライコウ 後発:ファイアローギルガルドorニンフィアが基本。
「まけんき」や「かちき」のポケモンがいた場合マンダでなくアローやガルドを前に持ってきます。ニンフィアで崩せそうならガルドかアローと入れ替える形で選出することが多い。
ニョロルンパのようにマンダを上から縛ってきそうなPT相手にはゲッコウガライコウから後発ボーマンダニンフィアなど。ボーマンダは一度きまぐれで選出しないパターンを試した時以外すべての試合で出しました。


〈苦手な相手〉メガゲンガー・火力の高いヒードランドリュウズ・(ド)サイドン・トリルクチート
机上ではヒードランが重すぎるのではないかという懸念があったのですが、実際にやってみると「バークアウト」で腐らせたみがまもヒードランを放置しながらボーマンダファイアローが隣をボコボコにする展開が度々見受けられたため、珠ヒードランだったりしなければそこそこ勝負になるなという印象でした。しかし上手く立てられるとしんどいポケモンには違いないので、しっかりと処理したいならもう少しPTの改良が必要でしょう。ちなみにC-1ヒードランの「だいちのちから」はファイアローにダメージ70~84と、読み負けて「はねやすめ」に合わされても回復量が上回ってしまいます。


ライコウマンダ」という記事名にしましたが、選出する時はマンダライコウの順で出すようにしましょう。右にマンダを置くと翼がでかすぎて相手が見えません。

キュウコンクレセ

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シーズン8スペシャルレート(持ち物『きのみ』だけのダブルバトル)にて使用
そこまで沢山やったわけではないので簡単に紹介

キュウコン 臆病HCベース  オーバーヒート/かえんほうしゃ/どくどく/まもる イトケのみ
クレセリア 穏やかHCベース サイキネ/エナジーボール/めいそう/つきのひかり ラムのみ
ガブリアス A6アクジェ耐え じしん/ドラゴンクロー/つるぎのまい/まもる   ヤチェのみ
ギャラドス 意地HAS     たきのぼり/でんじは/ちょうはつ/ほえる     オボンのみ
ギルガルド なんか変な配分 シャドボ/ラスター/ワイドガード/キングシールド カシブのみ
ゲッコウガ 臆病CSぶっぱ  あくのはどう/れいとうビーム/くさむすび/まもる クラボのみ


キュウコン…火力アイテムを持てないこのルールは基本的に高種族値ポケモンが強い。しかし中には耐性や特性、積み技などで高種族値ポケモンに対抗しうるポケモンもいる。ニョロルンパやハッサムマリルリモロバレルといったメンツがこれにあたり、キュウコンはそれら大部分に圧力をかけられる。

クレセリア…ステータス画面を見ると大きい数字がたくさん並んでいるので、強い。

ガブリアス…スカーフのないこのルールではS102がより生かされる。ランドロスと違い炎耐性も偉い。

ギャラドス…技の4枠目は比較的自由。どこから積み技が飛んでくるかわからない環境ということで先手を打って対処できなかった時の保険としてほえるを採用した。突然の滅びPTへ対策として使えるかもしれない(当たったことはない)。

ギルガルド…このルールが始まって最初に育成したポケモン。単体性能の高いこのポケモンは多くのPTで採用できるため、「ギルガルドミラーを意識してカシブ持ちのギルガルドが出てくるんじゃないか」という想定のもと、先んじて「カシブガルドミラーに強い配分のカシブギルガルド(155-x-71-211-77-96)」を考えたのだが、ギルガルド以前に木の実ダブル自体が流行らなかったので、全てが無駄に終わった。配分の意図を考えて遊んでみてください。

ゲッコウガ…エルフテラキ対策。普段のルールと違ってCS配分でもワンパンされることがない。


ちなみに他にも噴火エンテイ入りのPTを使ったりしました。かなり面白いルールだったのですが、プレイ人口が少なく盛り上がりきらず終わってしまいそうなのが残念。あと、せっかくこんなルールなのだから1つくらいデデンネ入りのPTを組めば良かった。デデンネごめんね~
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トリプル診断メーカー大会

きゅんさんの主催する診断メーカー大会に参加してきました。
「診断メーカー」というのはこれのことで、要はランダムにトリプルバトル用のPTを出力してくれる装置です。各参加者がここに自分のトレーナーネームを入力、表示された6匹のポケモンを育成して対戦する、というわけです。

f:id:poketab:20150124032619p:plainズルズキン
172(252)-124(108)-144(68)-x-159(76)-57 カゴのみ いかく
ドレインパンチ/はたきおとす/ビルドアップ/ねむる

f:id:poketab:20150124032615p:plainレアコイル
155(236)-x-116(4)-188(248)-91(8)-92(12) こだわりメガネ がんじょう
10まんボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/めざめるパワー地面

f:id:poketab:20150124032617p:plainモウカザル
おくびょうCSぶっぱ きあいのタスキ もうか
オーバーヒート/がむしゃら/ねこだまし/ちょうはつ

f:id:poketab:20150124032614p:plainパラセクト
167(252)-115-113(100)-x-132(156)-31 オボンのみ かんそうはだ
シザークロス/キノコのほうし/いかりのこな/ワイドガード

f:id:poketab:20150124032616p:plainプテラ
187(252)-138(4)-99(108)-x-113(140)-151(4) プテラナイト プレッシャー→かたいツメ
メガシンカ時:187-171-119-x-133-171
いわなだれ/つばめがえし/ストーンエッジ/まもる

f:id:poketab:20150124032618p:plainドーミラー
164(252)-x-124(140)-x-133(116)-25 しんかのきせき ふゆう
どくどく/リフレクター/あやしいひかり/トリックルーム


結果は3勝2敗。予想通りビルドズキンが刺さっているPTは多く、ほぼ全ての試合で詰め筋になってくれた。本当はもっと勝ちたかったんですが、方向を間違えずにPTを完成まで持っていけた点は満足です。

クレッフィボーマンダ

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ローテレートにて使用
〈概要〉XYの時も強かったどくまもクレッフィ。その時は行動保障の効いた取り巻きと一緒に少しずつアドを稼いで後続エースによる制圧・もしくはクレッフィ自身で詰めに持っていくスタイルでしたが、ORASからの新要素で「ちまちましたプレイング」と「上からの一掃」を一匹で両面から支えてくれる夢のパーツが出現したことに気付きました。
よってこのPTではクレッフィとメガボーマンダ、相性補完の取れた二匹の高速みがまもから安全に削りを入れ、そのままボーマンダの高火力につなげて勝つことを基本方針とします。

f:id:poketab:20150107014606p:plainボーマンダ
182(92)-179(188)-101(4)-x-101(4)-162(220) ボーマンダナイト いかく→スカイスキン
メガシンカ時:182(92)-189(188)-151(4)-x-111(4)-184(220)
すてみタックル/はねやすめ/みがわり/まもる
ガブリアスの珠ドラゴンクローを確定耐え
ヒートロトムあくのはどうすてみタックルでH4メガガルーラを高乱数一発(93%)
最速115族抜き

〈解説〉ローテーションバトルでは基本的に耐性の相性を良くしたところで択にしかなりませんが、みがわり型になると何度も試行を稼げるため話が変わってきます。これまでのクレッフィ構築で厳しかったみがわり貫通のシャンデラガルーラに対して、少し削れば上から縛れるという立ち回りを序盤からすぐに取れるようになったため窮屈さが一気に解消。攻撃技一本で足りる一貫性と火力・環境から抜け出た素早さ・回復技まで完備とクレッフィの相方としてこれ以上ない性能を持っています。
まもるはガブリアスライコウの前で安全にメガシンカするために採用。周りとのシナジーも見込めます。欲張って耐久に少し回した配分を使っていましたが、ミラーも考えると最速の方が良いかもしれません。ていうかこのままだとエルフーンと同速。

f:id:poketab:20150107014607p:plainクレッフィ
164(252)-x-119(60)-x-143(180)-97(12) たべのこし いたずらごころ
イカサマ/どくどく/みがわり/まもる
身代わりが無振りブルンゲルのねっとうを確定耐え
身代わりがひかえめメガネFCボルトの悪波動を確定耐え
身代わりがやけどした陽気メガガルーラのおんがえしを確定耐え(意地っ張りだと75%くらいの乱数耐え)

〈解説〉前回と同じ個体。のんびりみがわりを張って、だらだら毒で削っていきます。ボーマンダとどちらのみがわりが残っても強力ですが、安易なまもるは厳禁。この二匹だけでは鋼全般・電気タイプ・シャンデラハイパーボイス等が重いので残りでそれらの耐性を埋めていきます。

f:id:poketab:20150107020745p:plainヒートロトム
157(252)-x-149(172)-126(8)-150(76)-106 *CS30のめざ炎個体 ゴツゴツメット ふゆう
10まんボルト/めざめるパワー炎/あくのはどう/おにび
194親子愛すてみタックルを最高乱数2連続以外耐え
C216シャドーボールを2耐え D4振りシャンデラあくのはどうで確定2発
めざめるパワー炎で157-116メガクチートを高乱数2発(85%)
めざ炎+ゴツゴツメットでH252メガハッサムを高乱数(88%) H252ハッサムを最高乱数以外一発
10まんボルト+はらだいこ+ゴツメでオボンマリルリが落ちる ゴツメでなく鮫肌でもまあ落ちる

〈解説〉それなりに鋼タイプに強く、挑発化身ボルトロスシャンデラファイアローと打ち合える点を買って採用。ボーマンダの圏内にさえ入ればそれで良いので配分や技構成はそこに合わせて調整しています。ギルガルドに打ち負けそうな構成ですが、みがわり残飯型にはおにび、それ以外にはみがまもイカサマクレッフィでなんとかします。
あくのはどうシャンデラを含む並びを削る技で、シャドーボールでないのは相手ガルーラがじしんを選択した場合でも(ゴツメに触らなくても)ボーマンダ圏内に入れたかったため。

f:id:poketab:20140319085311p:plainガブリアス
185(12)-166(124)-130(116)-x-106(4)-169(252) こだわりハチマキ
ドラゴンクロー/じしん/げきりん/アクアテール
マリルリのはらだいこアクアジェット確定耐え
167-171ギルガルドをじしんで確定一発
207-141メガバンギラスをじしんでそこそこ一発(12/16)

〈解説〉残飯を持てないうえに反動技持ちのボーマンダクレッフィに比べて消耗しやすいため第二の制圧要員としてハチマキガブリアスマリルリの処理が遅いPTなので太鼓ジェットを耐える配分にしました。技は採用理由からエースとして単純に有用そうな三種、そしてボーマンダが飛行技一本な以上岩や鋼に技を撃つ前提で選出されることが多いためそれら+浮いているポケモンの並びに打ちやすいアクアテールをチョイス。

f:id:poketab:20140306184958p:plainニンフィア
202(252)-x-112(212)-147(28)-151(4)-82(12) オボンのみ フェアリースキン
ハイパーボイス/いやしのすず/ねがいごと/まもる
意地っ張りメガボーマンダすてみタックル確定耐え
D4振りガブリアスハイパーボイスで確定一発
破りパルシェンつららばりを急所率込みで9割以上耐える(オボン込み)

〈解説〉電気や水の特殊高火力に押し負けそうだったのでそこに強いニンフィアを採用。ねがいごとによるクレッフィボーマンダの再充填やハイパーボイスによるみがわり耐性があり、鋼に弱い点以外は完璧に近いです。いやしのすずの採用で、火力の高くないねっとうなんかを前にしたときみがわりせずそのままクレッフィボーマンダを動かす選択肢が出せるようになったことも大きいですね。

f:id:poketab:20141219064049p:plainシャンデラ
控えめCSぶっぱ きあいのタスキ すりぬけ
かえんほうしゃ/シャドーボール/のろい/まもる
〈解説〉この枠はもともとギルガルドでしたが、トリックルームからの鋼(ハガネールヒードラン)+フェアリーという並びであまりにも詰んでいたためシャンデラに変更。これでもきつい。タスキを盾に積んだポケモンを処理したりもできるため対トリパ・積みPTを中心に選出して、スタン相手に出すヒートロトムと住み分けている感じです。同時に出すこともあるけど。
技は鋼+αの並びを殴るための二種に加えてのろいを採用してみました。タスキを残してラス一ポケモンまで持っていければ周りのまもると合わせてほろびのうた感覚で使えます。最後はどくどくやねがいごととのシナジーや時間稼ぎの手段としてまもるを採用。ねがいごとの回復量がHPの75%くらいあるので半端な削れ方ならタスキ復活までいきます。壁積みPTとみがまも構築ミラー意識で特性はすりぬけ。


〈選出〉
基本選出はボーマンダクレッフィロトムorシャンデラに後発ガブリアスorニンフィア
場合によってはニンフィアを前においたり、シャンデラクレッフィを後ろに置きます。
柔らかい鋼タイプとギルガルドはイカサマ・すてみタックルでゴリ押しできますが硬い鋼やクチートがいたら必ずロトム・ガブ・シャンデラから2匹以上選出しましょう。相手にシャンデラがいた場合は少なくとも前衛クレッフィは避ける。クレセがいた場合はシャンデラを出す。

きつい:メガメタグロスクレセリアパルシェン・かたやぶりドリュウズエルフーン
特にパルシェンはあまりマッチしないけど当たったら泣きながら戦うことになる(頑張ってクレッフィや満タンニンフィアをぶつけよう)。


なぜか普段のダブル・トリプルPTより守る持ちの多い構築になってしまった。
おかげで上から殴られ続けて詰みのように見える局面でも「死にぎわ先制どくどく」→「全員で二連守る」のような頭の悪い勝ち筋が発生したりした。もしかしたら対戦相手の方に「ギャルソンのモリス」と呼ばれているかもしれない。

チルタリススタン

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トリプルレートにて使用 R1810くらい
〈概要〉oras環境ということで新しいメガシンカを使うことにし、中でも発売前から最も注目していたポケモンであるチルタリスにまずは着手。チルタリスはフェアリーハイボの中ではパッとしない火力で、しかも環境の中心であるギルガルドニンフィアに弱く活躍は難しく見えるかもしれませんが、その他を見回すとやたら広い範囲を詰められる耐性がありおいかぜやノーてんきも使えるので面白いスペックを持っていると考えていました。
ただチルタリスは初手からニンフィアを通すような並びに向かって追い風をすることが難しいため、「序盤でS操作を押せなくても打ち合えるカード」や「相手のハイパーボイス(やギルガルド)で崩されにくい工夫」を出来るだけ多く盛り込むことにして、最終的にはチルタリスが強い形に持っていくPTを目指します。

f:id:poketab:20141214202608p:plainチルタリス
179(228)-x-111(4)-117(132)-126(4)-118(140) チルタリスナイト ノーてんき→フェアリースキン
メガシンカ時:179-x-131-161-126-118
ハイパーボイス/はねやすめ/おいかぜ/まもる
いじっぱりメガガルーラすてみタックルを最高乱数2連続以外耐え
H4振りFCランドロスをダブルダメージハイパーボイスでだいたい2発(92%)
追い風時最速スカーフFCランドロス抜き

〈解説〉このPTのS操作役。ニンフィアサーナイトをイメージするとものすごく低火力に思えるかもしれませんが、強力な耐性とおいかぜ・はねやすめがメインのためどちらかというとサンダーや追い風トゲキッスに近く、そう考えると火力のあるポケモンともとれます。一応、苦手なポケモンを倒してこのポケモン自身で詰めるPTを目指しましたが、追い風役ということもあって前に出て行くことが多く、ハイパーボイスで大雑把に削ってファイアローや水ロトムで詰めることもしばしば。
技構成は採用理由であり他のハイボ要員との差別化点でもあるおいかぜ・はねやすめとメイン技のハイボがすぐに決まり、残りはワイドガードにかからずランドロスの処理が狙えるれいとうビームやしんぴのまもりも考えましたが、詰める駒でもあるためまもるに落ち着きました。配分はおいかぜ役としての耐久と、ハイボ役としての最低限の火力を両立した感じ。
あえてメガシンカしなければギルガルドの前でおいかぜを選択したり、ノーてんきを維持できることは覚えておきましょう。非常に重要です。

f:id:poketab:20140319085312p:plainファイアロー
185(252)-138(196)-91-x-97(60)-146 こだわりハチマキ はやてのつばさ
ブレイブバード/フレアドライブ/そらをとぶ/ねごと
C222ギルガルドシャドーボール急所(=ラスターカノンシャドーボール)を確定耐え
フレアドライブでH252ギルガルドを確定一発

〈解説〉最初に挙げた「S操作なしで打ち合える」「ギルガルドとフェアリーへの駒になる」という点を両方を満たし、トリックルーム耐性もつけられるということで採用。フレアドライブハイパーボイスの範囲も素晴らしく、追い風チルタリス入りのスタンでは必須級の駒と考えています。こちらを第二の追い風役にするような考え方もあるかもしれませんが、チルタリスが範囲技使いとしては低火力なため周りで出来るだけ火力を取れた方がよいと考えハチマキ型にしました。配分は採用理由から一番ガルドに強そうなものをチョイス。
技構成は遂行技の2つ、ダークホール耐性が低いのでねごと、そして大空への憧れからそらをとぶ

f:id:poketab:20140707123141p:plainギルガルド
155(156)-x-171(4)-102(180)-171(4)-101(164) いのちのたま バトルスイッチ
ブレード時:155-x-71-212-71-101
シャドーボール/ラスターカノン/ワイドガード/キングシールド
追い風下で最速メガゲンガー抜き
意地っ張りメガガルーラの不意打ち+珠ダメージ2回耐え
ファイアローフレアドライブ(威嚇込みハチマキフレアドライブ)+珠ダメージ1回耐え
C222シャドーボール(メガゲンガーギルガルド)+珠ダメージ1回を最高乱数以外耐え

〈解説〉フェアリー耐性はもちろん、後手に回っても一度は動ける耐久力と相手のトリル要員への打点・叩き滅び耐性と文句なしで要請に適うスペックがあるため採用。行動保障を完全なものにするタスキも強いのですが、ファイアローと同じ理由で火力を確保したかったためいのちのたまを採用。技構成はフェアリーとエスパー相手への遂行技2種、ハイボにできるだけ崩されないようにワイドガードとキングシールド。

f:id:poketab:20140707123140p:plainFCランドロス
195(244)-182(4)-120(76)-x-110(76)-125(108) とつげきチョッキ いかく
じしん/がんせきふうじ/ばかぢから/はたきおとす
威嚇込みでファイアローのハチマキブレイブバードを2耐え
ギルガルドの珠シャドーボール(≒ニンフィアのメガネハイパーボイス)を2耐え
最速バンギラス抜き

〈解説〉ガルーラランドロスにボコボコにされないように採用。上3匹で処理しにくい炎全般へのカードでもあり、まだまだガルドニンフィア耐性が足りないのでとつげきチョッキを持たせました。また、ニンフィアに恨みのこもった一撃を放ちメガネをはたきおとすことができます。積極的に狙って行きましょう。
上の配分は理想値のものですが、実際は非理想値でちょっと違う配分を使っていました。Dに少し余裕があるため個体値が足りない場合そこを削るといいでしょう。

f:id:poketab:20140707123139p:plainロトム
157(252)-x-149(72)-125-133(44)-124(140) *B30のめざ氷個体 たべのこし ふゆう
10まんボルト/めざめるパワー氷/ひかりのかべ/まもる
意地メガガルーラすてみタックルを最高乱数2連続以外耐え
キングドラのメガネ流星群を最高乱数以外耐え
最速ニンフィアギルガルド抜き

〈解説〉PTの耐性を補完しつつニンフィアギルガルドへダメ押しの一手となるひかりのかべロトム。むしろこれくらいやらないと足りない。残飯まもる型でランドロスの処理も担います。ランドロスへの遂行技としてめざ氷を採用しましたが、ドリュウズバクーダの重いPTなのでここは正直言って命中率を加味してもハイドロポンプの方が良かったかもしれません。ノーてんき状態でリザードンランドロスの並びに一貫する点も大きい。

f:id:poketab:20141227124115p:plainハリテヤマ
219-184(220)-98(140)-x-99(148)-49 ラムのみ あついしぼう
インファイト/はたきおとす/ねこだまし/フェイント
陽気メガガルーラすてみタックルを確定耐え
197-127ヒードランインファイトで確定一発

〈解説〉ここまででは撃ちあうだけでコンボPT等いろいろな並びへの回答がないのでセオリー通りねこだましポケモンを採用することにし、猫持ちの中でもギルガルドに弱くなくて高火力なハリテヤマを選択。はじめはフェアリー技をできるだけ通さないようにまもるを採用するというもはや嫌がらせに近い構成だったのですが、ロトムが途中からひかりのかべ型になったことでその必要が薄まり、フェイントが欲しい場面も多かったため結局は一般的な技4つで落ち着きました。ダークホール、というか催眠技にかなり薄いPTなので持ち物はラム以外ありえないでしょう。


その他メモ
晴れPTと戦う時はできるだけノーてんきのままにする。無天候下だとソーラービームが溜め技になるため水ロトムリザードンの前で余裕持って動ける駒になる。ノーてんき珠ラスターでメガでないバンギラスは倒せる。見た目に騙されてメガチルタリスに巻き込み地震を撃たないようにする。
きつい相手:モロバレル・叩き・ゲッコウガキリキザン