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ハピナスメタモン

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ローテレートにて使用
ローテーションバトルは控えに1匹しかポケモンを置けない関係で、自分の場のポケモンを倒したポケモンがイコール変わり者の対象になる。シングルの様にボルトロスで威張ってメタモンを死に出しするパターンでは物理ポケモンに変身できる保証がないため、死に出しする駒を選択できないローテーションバトルに流用できるかどうかは疑問に感じる。そこで特殊アタッカーにまず倒されないポケモンで威張るを打ち続けることで安定して威張る+メタモンのギミックを起動することを目指した。複数の物理ポケモン全員に威張れるわけではないが最悪でも物理に化けることはできる。
言うまでもなくラッキーが適任ではあったが、並びを考えた結果どうしても拘りトリックに耐性を出すのが難しかったためメールハピナスに差し替えることで一応の回答とした。特殊への強さはこれでも十分なので問題ない。
先発ハピナス(ラッキー)・後発メタモンが決まったところで、その状態の威張るでも安定しない相手への回答を埋めていく。

ハピナス 330-x-62-x-189-91 メール
いばる ちきゅうなげ タマゴうみ でんじは
 採用理由からいばる、特殊アタッカーを回され続けても問題なく処理するため地球投げとタマゴうみが確定。残りはさらなる害悪化を目指して小さくなる等も考えたが無理にこいつを勝ち筋にする必要はないので周りを補助するための電磁波に落ち着いた。
 配分は特殊を見るのに十分なDを確保しつつ威張る前に物理で即死しない程度のB、残りはSに振って上から威張れる相手を増やした。

メタモン H振り こだわりスカーフ
へんしん
 一応このPTのエースポケモン。遅い物理ポケモンに化けた場合、スカーフを持っても一気に全員抜いていく駒になれるわけではない。しかし最低でも化けた対象を抜くことはできる(相手もスカーフじゃなければ)ので、混乱をばらまいた相手の並びにメタモンシャンデラの2枚が制圧をかけていくイメージで戦いましょう。もちろん龍舞エースといった早いポケモンに化けられるに越したことはない。

■ブラッキー 202-x-146-x-171-96 オボンのみ
イカサマ ねがいごと いやしのすず いばる
 ハピナス同様特殊に抜かれにくい存在かつ物理ポケモンのみがわりを壊せる攻撃技持ちで、いばるとのシナジーも高いブラッキー。ハピナスの毒を回復するいやしのすず、後述の呪いシャンデラを復活させるねがいごと、そして物理技以外でハピナスを倒せる数少ない攻撃技のひとつであるサイコショックを無効化とこれ以上ないくらいすんなり構築に入ってきた。みがわり耐性という意味ではパルシェンも候補になったが特殊に処理される駒を可能な限り減らしたかったためブラッキーで間違いないはず。
 配分はA2段階上昇の182逆鱗耐えまでBに振り、身代わる可能性のあるガブリアスとそこそこ撃ち合えるようにした。Sはハピナス同様上から威張れる相手を増やすためちょっと振った70族くらいまで抜ける程度、残りをDに全部振った。
 イカサマは無振りA31ボルトロスをまあまあの乱数で2発なので、いたずら挑発で簡単に止まらない程度の存在にはなれる。

シャンデラ 163-x-121-166-112-136 たべのこし
かえんほうしゃ のろい みがわり ちいさくなる
 ここまでで一貫している格闘技は、インファイト・アームハンマーと能力下降の追加効果がついているためそういうポケモンにはあまりメタモンで化けたくない。特にアームハンマーはスカーフメタモンにとってかなり苦しい。またいやしのすずがあるとはいえキノコの胞子が一貫している点・ハピナスの苦手ながむしゃら・みがわり持ちの処理、これら全てを一匹で解決できるポケモンとしてシャンデラを採用。採用理由からみがわり呪いが確定で、メタモンともう一つの勝ち筋を確保するため小さくなる型にした。残り1つの技枠はイカサマの通しにくい鋼タイプへ打点となる火炎放射が安定。
 配分はキノガッサの上から身代わりが張れるSを確定、残飯身代わり効率を保ってできるだけHを伸ばし、残りはBに割いて182逆鱗を食らったあと身代わりが張れるようにした。また意地テクニガッサのタネマシンガンを身代わりが高乱数で2発耐える。火炎放射は雨下Hハッサムを確定で焼けるだけの火力がある。

ニョロトノ ずぶといHB くろいてっきゅう
ねっとう アンコール ほろびのうた まもる

キングドラ ひかえめCS いのちのたま
なみのり りゅうのはどう ハイドロポンプ みがわり

この2匹はバンギガブ+ヒードランの様に基本選出でどうしてもきついポケモンが多数並んでいた場合に選出できる駒として採用した。
天候を取るギミックが特にないため鉄球トノ+雨のうちに身代わりを張れる珠キングドラで問題ないだろう。トノの技構成は変えてもいいが、流用個体なので面倒くさい。アンコール⇔いばる・あまごいあたりで選択か。
けっこう見過ごせない点として旅パにイージーウィンが狙えるところも評価したい。


選出はハピナスシャンデラブラッキーの先発に後発メタモンをつけるのが基本で、メタモンで化ける対象が見つからないようなPT(極端な特殊偏重等)だと後発をキングドラにすることもある。
苦手な相手(バンギガブ・身代わりそうな鋼・高速高火力の格闘あたり)がぞろぞろいた場合はニョログドラシャンデラorブラッキー+メタモンorシャンデラといった選出が多い。旅パ相手にはニョログドラ。

組んだ当初(シーズン9)は散々な勝率だったが立ち回り方針のコツ(ハピナスとブラッキーのどちらかに余裕を持たせながら片方を上手く切る)を覚えてからはそこそこ安定し、運ゲーにとどまらない程度の強さにはなった。シーズン10でも使用したところ12勝4敗という結果だった。

ちなみに投げハピナスだけのためにポケモンエメラルドを中古で買いました。