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クレッフィボーマンダ

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ローテレートにて使用
〈概要〉XYの時も強かったどくまもクレッフィ。その時は行動保障の効いた取り巻きと一緒に少しずつアドを稼いで後続エースによる制圧・もしくはクレッフィ自身で詰めに持っていくスタイルでしたが、ORASからの新要素で「ちまちましたプレイング」と「上からの一掃」を一匹で両面から支えてくれる夢のパーツが出現したことに気付きました。
よってこのPTではクレッフィとメガボーマンダ、相性補完の取れた二匹の高速みがまもから安全に削りを入れ、そのままボーマンダの高火力につなげて勝つことを基本方針とします。

f:id:poketab:20150107014606p:plainボーマンダ
182(92)-179(188)-101(4)-x-101(4)-162(220) ボーマンダナイト いかく→スカイスキン
メガシンカ時:182(92)-189(188)-151(4)-x-111(4)-184(220)
すてみタックル/はねやすめ/みがわり/まもる
ガブリアスの珠ドラゴンクローを確定耐え
ヒートロトムあくのはどうすてみタックルでH4メガガルーラを高乱数一発(93%)
最速115族抜き

〈解説〉ローテーションバトルでは基本的に耐性の相性を良くしたところで択にしかなりませんが、みがわり型になると何度も試行を稼げるため話が変わってきます。これまでのクレッフィ構築で厳しかったみがわり貫通のシャンデラガルーラに対して、少し削れば上から縛れるという立ち回りを序盤からすぐに取れるようになったため窮屈さが一気に解消。攻撃技一本で足りる一貫性と火力・環境から抜け出た素早さ・回復技まで完備とクレッフィの相方としてこれ以上ない性能を持っています。
まもるはガブリアスライコウの前で安全にメガシンカするために採用。周りとのシナジーも見込めます。欲張って耐久に少し回した配分を使っていましたが、ミラーも考えると最速の方が良いかもしれません。ていうかこのままだとエルフーンと同速。

f:id:poketab:20150107014607p:plainクレッフィ
164(252)-x-119(60)-x-143(180)-97(12) たべのこし いたずらごころ
イカサマ/どくどく/みがわり/まもる
身代わりが無振りブルンゲルのねっとうを確定耐え
身代わりがひかえめメガネFCボルトの悪波動を確定耐え
身代わりがやけどした陽気メガガルーラのおんがえしを確定耐え(意地っ張りだと75%くらいの乱数耐え)

〈解説〉前回と同じ個体。のんびりみがわりを張って、だらだら毒で削っていきます。ボーマンダとどちらのみがわりが残っても強力ですが、安易なまもるは厳禁。この二匹だけでは鋼全般・電気タイプ・シャンデラハイパーボイス等が重いので残りでそれらの耐性を埋めていきます。

f:id:poketab:20150107020745p:plainヒートロトム
157(252)-x-149(172)-126(8)-150(76)-106 *CS30のめざ炎個体 ゴツゴツメット ふゆう
10まんボルト/めざめるパワー炎/あくのはどう/おにび
194親子愛すてみタックルを最高乱数2連続以外耐え
C216シャドーボールを2耐え D4振りシャンデラあくのはどうで確定2発
めざめるパワー炎で157-116メガクチートを高乱数2発(85%)
めざ炎+ゴツゴツメットでH252メガハッサムを高乱数(88%) H252ハッサムを最高乱数以外一発
10まんボルト+はらだいこ+ゴツメでオボンマリルリが落ちる ゴツメでなく鮫肌でもまあ落ちる

〈解説〉それなりに鋼タイプに強く、挑発化身ボルトロスシャンデラファイアローと打ち合える点を買って採用。ボーマンダの圏内にさえ入ればそれで良いので配分や技構成はそこに合わせて調整しています。ギルガルドに打ち負けそうな構成ですが、みがわり残飯型にはおにび、それ以外にはみがまもイカサマクレッフィでなんとかします。
あくのはどうシャンデラを含む並びを削る技で、シャドーボールでないのは相手ガルーラがじしんを選択した場合でも(ゴツメに触らなくても)ボーマンダ圏内に入れたかったため。

f:id:poketab:20140319085311p:plainガブリアス
185(12)-166(124)-130(116)-x-106(4)-169(252) こだわりハチマキ
ドラゴンクロー/じしん/げきりん/アクアテール
マリルリのはらだいこアクアジェット確定耐え
167-171ギルガルドをじしんで確定一発
207-141メガバンギラスをじしんでそこそこ一発(12/16)

〈解説〉残飯を持てないうえに反動技持ちのボーマンダクレッフィに比べて消耗しやすいため第二の制圧要員としてハチマキガブリアスマリルリの処理が遅いPTなので太鼓ジェットを耐える配分にしました。技は採用理由からエースとして単純に有用そうな三種、そしてボーマンダが飛行技一本な以上岩や鋼に技を撃つ前提で選出されることが多いためそれら+浮いているポケモンの並びに打ちやすいアクアテールをチョイス。

f:id:poketab:20140306184958p:plainニンフィア
202(252)-x-112(212)-147(28)-151(4)-82(12) オボンのみ フェアリースキン
ハイパーボイス/いやしのすず/ねがいごと/まもる
意地っ張りメガボーマンダすてみタックル確定耐え
D4振りガブリアスハイパーボイスで確定一発
破りパルシェンつららばりを急所率込みで9割以上耐える(オボン込み)

〈解説〉電気や水の特殊高火力に押し負けそうだったのでそこに強いニンフィアを採用。ねがいごとによるクレッフィボーマンダの再充填やハイパーボイスによるみがわり耐性があり、鋼に弱い点以外は完璧に近いです。いやしのすずの採用で、火力の高くないねっとうなんかを前にしたときみがわりせずそのままクレッフィボーマンダを動かす選択肢が出せるようになったことも大きいですね。

f:id:poketab:20141219064049p:plainシャンデラ
控えめCSぶっぱ きあいのタスキ すりぬけ
かえんほうしゃ/シャドーボール/のろい/まもる
〈解説〉この枠はもともとギルガルドでしたが、トリックルームからの鋼(ハガネールヒードラン)+フェアリーという並びであまりにも詰んでいたためシャンデラに変更。これでもきつい。タスキを盾に積んだポケモンを処理したりもできるため対トリパ・積みPTを中心に選出して、スタン相手に出すヒートロトムと住み分けている感じです。同時に出すこともあるけど。
技は鋼+αの並びを殴るための二種に加えてのろいを採用してみました。タスキを残してラス一ポケモンまで持っていければ周りのまもると合わせてほろびのうた感覚で使えます。最後はどくどくやねがいごととのシナジーや時間稼ぎの手段としてまもるを採用。ねがいごとの回復量がHPの75%くらいあるので半端な削れ方ならタスキ復活までいきます。壁積みPTとみがまも構築ミラー意識で特性はすりぬけ。


〈選出〉
基本選出はボーマンダクレッフィロトムorシャンデラに後発ガブリアスorニンフィア
場合によってはニンフィアを前においたり、シャンデラクレッフィを後ろに置きます。
柔らかい鋼タイプとギルガルドはイカサマ・すてみタックルでゴリ押しできますが硬い鋼やクチートがいたら必ずロトム・ガブ・シャンデラから2匹以上選出しましょう。相手にシャンデラがいた場合は少なくとも前衛クレッフィは避ける。クレセがいた場合はシャンデラを出す。

きつい:メガメタグロスクレセリアパルシェン・かたやぶりドリュウズエルフーン
特にパルシェンはあまりマッチしないけど当たったら泣きながら戦うことになる(頑張ってクレッフィや満タンニンフィアをぶつけよう)。


なぜか普段のダブル・トリプルPTより守る持ちの多い構築になってしまった。
おかげで上から殴られ続けて詰みのように見える局面でも「死にぎわ先制どくどく」→「全員で二連守る」のような頭の悪い勝ち筋が発生したりした。もしかしたら対戦相手の方に「ギャルソンのモリス」と呼ばれているかもしれない。